松陰らを斬った男_山田浅右衛門_正源寺から青峰観音
山田浅右衛門巡りが続いています。
7代目浅右衛門吉利(よしとし)の墓が、四谷の勝興寺の
ほかに白金の正源寺にもあるということで、そこへ向かい
ました。
目黒通りを歩いていくと、正源寺の向かい、日吉坂沿い
にシェラトン都ホテルがありました。(港区白金台1-1-50)

うん?
そういえば、高校時代の友人がここで結婚の披露宴をしたな、
なんてことが思い起こされました。
(今回の史跡めぐりは、"平河町の私の結婚式場"といい、出
くわした須賀神社の結婚式といい、なにか結婚式づいていま
す。)
それはさておき、、
正源寺へやってきました。(港区白金2-7-19)。
浄土宗のお寺です。

ひっそりしています。
吉利は山田家を養子として継いでいます。

正源寺は、吉利の実家の菩提寺だそうです。
それで勝興寺のほかに、ここにも彼の墓があるようです。
*
次は青峰観音に向かいました。
地下鉄新宿線曙橋で降り、抜弁天(巌島神社)方面に向か
って通りの右側を歩いていきます。

5分ほどで着きました。
青峰観音です。(新宿区市谷台町13)

花や植木に囲まれたミニ祠(ほこら)です。
明治8年、伝馬町の牢獄が牛込市ヶ谷に移ってきました。
そして、この観音様あたりに市ヶ谷監獄の処刑場があったと
いうことです。
ここで、9代目の吉亮(よしふさ)は、雲井竜雄(政府転覆)、島
田一郎 ら(大久保利通暗殺)、高橋お伝(夫殺し)の首を斬り
ます。
*
以下の本を読みますと、山田浅右衛門についていっそうリアリ
ティーが増してくるかもしれません。
『明治百話(上)』(岩波文庫)

たとえば、この本で吉亮(よしふさ)いわく、
「手前共の平河町の屋敷に幽霊が出ると昔から評判になっ
ていますが、これは家業が家業なので一応は道理(もっとも)
のようです。
しかしながら惜しいことに、未だ一度もその幽霊を見たことが
ないです。」(P33)
そして、
『幕末明治 女百話』(岩波文庫)があります。

この本で、
吉利の娘(後妻、素伝(そで)の子〝いさ〟と思われる)い
わく、
「首斬浅右衛門の家庭と申しましても別段の変化はありま
せん。世間から種々お噂くださるような、筋合もありません。
御維新後の父は、刀剣の鑑定で、貴顕方にも重宝がられ、
さりとて父は、別段貴顕方に頭を下げて、鑑定料を戴くと
いった、刀剣鑑定屋ではありませんから、どなたにも平等
に、刀剣上のお話をしておりました」 (P149)
とまあ、意外とじめじめ感なしで、山田家の雰囲気が両方
の本から伝わってきます。
そして小説では、
直木賞を受賞した『斬』(綱淵謙錠 文春文庫)が断然おも
しろいです。

以上、山田浅右衛門巡りでした。
さらに詳しくは→
にほんブログ村
7代目浅右衛門吉利(よしとし)の墓が、四谷の勝興寺の
ほかに白金の正源寺にもあるということで、そこへ向かい
ました。
目黒通りを歩いていくと、正源寺の向かい、日吉坂沿い
にシェラトン都ホテルがありました。(港区白金台1-1-50)

うん?
そういえば、高校時代の友人がここで結婚の披露宴をしたな、
なんてことが思い起こされました。
(今回の史跡めぐりは、"平河町の私の結婚式場"といい、出
くわした須賀神社の結婚式といい、なにか結婚式づいていま
す。)
それはさておき、、
正源寺へやってきました。(港区白金2-7-19)。
浄土宗のお寺です。

ひっそりしています。
吉利は山田家を養子として継いでいます。

正源寺は、吉利の実家の菩提寺だそうです。
それで勝興寺のほかに、ここにも彼の墓があるようです。
*
次は青峰観音に向かいました。
地下鉄新宿線曙橋で降り、抜弁天(巌島神社)方面に向か
って通りの右側を歩いていきます。

5分ほどで着きました。
青峰観音です。(新宿区市谷台町13)

花や植木に囲まれたミニ祠(ほこら)です。
明治8年、伝馬町の牢獄が牛込市ヶ谷に移ってきました。
そして、この観音様あたりに市ヶ谷監獄の処刑場があったと
いうことです。
ここで、9代目の吉亮(よしふさ)は、雲井竜雄(政府転覆)、島
田一郎 ら(大久保利通暗殺)、高橋お伝(夫殺し)の首を斬り
ます。
*
以下の本を読みますと、山田浅右衛門についていっそうリアリ
ティーが増してくるかもしれません。
『明治百話(上)』(岩波文庫)

たとえば、この本で吉亮(よしふさ)いわく、
「手前共の平河町の屋敷に幽霊が出ると昔から評判になっ
ていますが、これは家業が家業なので一応は道理(もっとも)
のようです。
しかしながら惜しいことに、未だ一度もその幽霊を見たことが
ないです。」(P33)
そして、
『幕末明治 女百話』(岩波文庫)があります。

この本で、
吉利の娘(後妻、素伝(そで)の子〝いさ〟と思われる)い
わく、
「首斬浅右衛門の家庭と申しましても別段の変化はありま
せん。世間から種々お噂くださるような、筋合もありません。
御維新後の父は、刀剣の鑑定で、貴顕方にも重宝がられ、
さりとて父は、別段貴顕方に頭を下げて、鑑定料を戴くと
いった、刀剣鑑定屋ではありませんから、どなたにも平等
に、刀剣上のお話をしておりました」 (P149)
とまあ、意外とじめじめ感なしで、山田家の雰囲気が両方
の本から伝わってきます。
そして小説では、
直木賞を受賞した『斬』(綱淵謙錠 文春文庫)が断然おも
しろいです。

以上、山田浅右衛門巡りでした。
さらに詳しくは→
にほんブログ村
この記事へのコメント